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国籍法改正案。外での栄光、内からの崩壊 [その他]

今日も続投のトスカです。コメントいただいたみなさま、ありがとうございます。おかげで元気になることができます。一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。(押し売りはしませんけど)

麻生さん(名前で呼んだり呼ばなかったりw)、ここ数日失言が多いようです。郵政民営化をストップさせるとか、道路族にケンカを売ってみたり、党内からも批判の声があがっています。これ、狙ってやってるのならすごいと思います。今の自民党の状況をみると積極的に解散させる動きは考えにくいのですが、そういう動きが大きくなってくるのかも、とほんの少しだけ期待してみます。

さて、本日は経済の話です。今回の改正は世界をとりまく経済状況が深く関係していると考えています。経済の話には数字がつきものですが、あまり数字を出さずに状況を説明しようと思います。だって調べるの大変じゃんw

バブル崩壊と「失われた10年」


1980年代後半ごろ、日本は大変な好景気な経済状況になりました。この景気は、実態の伴わない見せかけの景気であったため、バブル景気などと呼ばれました。そして1990年ごろから崩れ始め、続いて長い不況の時代、日本の「失われた10年」が続きます。バブル景気から崩壊までのいきさつはこんな感じだったと思います。

  • きっかけは忘れたw。かつてないほどの円高になった。1ドル240円が120円ぐらいに、一日10円とかいう暴騰ぶりww(通貨じゃないよ、それ)。当然自動車などの輸出産業が困り果てた。そこで日銀が金利を大幅に下げた(緩和)。これは国内に金があふれ出す原因を作った。世に言う「金余り」。
  • 行き場を探した金は「土地神話」を理由としてどんどん土地買収につぎこまれた。土地が高騰、地上げ屋も登場。このごろ、面白いように物が売れまくって生活が贅沢になった。この金は国外にも大量に流れ出し、ジャパンマネーが猛威をふるった。
  • 高騰した土地を担保にすると信じられないほどの金が融資できるようになった。これを元手にどんどん事業を拡大。のきなみ各社の株価もあがっていった。こうして大量の株をお互いに持ち合うという構造になった。
  • 1987年10月19日、ブラックマンデー。ニューヨーク市場の株が暴落。日本では1990年ごろ暴落が深刻化した。日銀が金利引き上げ(引き締め)。ますます株価が下落。各社評価損が膨れ上がる。
  • 「土地が高くて家が買えません。なんとかしてください。」という国民の声を聞いて、土地の総量規制を実施。各社が土地に投資できる制限ができてしまった。これが致命傷となった。
  • 土地が一斉に売られる。土地大暴落。金利も高くなっていたので、今度はお金を貸してもらえなくなった。株も暴落。倒産する企業が現れると、担保としていた土地の暴落により銀行が回収不可能なお金が増えていった。銀行大損。また、倒産した企業の株を持っていた会社も、その企業の株が紙くずになってしまうので、また倒産。連鎖倒産である。つぎつぎとつぶれていった。
  • 金融証券会社が巨額の損失をかかえてしまった。山一倒産。その他多くの銀行も破綻。日本経済はドツボにはまってしまった。「失われた10年」の始まり。


こんな感じだったと思う。この時代に就職期が重なった人は、本当にかわいそうだった。その後景気も上向いて就職率が高くなっても、すでに歳を取りすぎていて、就職の機会を失ってしまった。フリーター、ニートが大量に現れました。

小泉政策と格差社会


その後、日銀はゼロ金利(超~~~緩和)、量的緩和政策(日銀が銀行に直接金を配る。金利ゼロで。)をとったが、この頃の社会の心理状況があって、簡単に融資してくれなくなってたんだよね。金は流動性を失い、あるところにはたっぷりあるが、ないところにはまったくまわってこないという困った状況になった。ワーキングプアと呼ばれる層が出現。

小泉政策には私も腹がたつところがたくさんあります。企業や富裕層が優遇され、貧しい人はとことん貧しくなった。一部が裕福になって、社会全体を底上げするという政策。これしか思いつかなかったのです。内需を拡大しろ、という意見もあったけど、具体的にどうするのか、誰もよいアイデアを出せなかったのです。少子化という問題もあったし。これが現実なのだから仕方がない。だけど、ネットカフェ難民とかいってもちゃんと部屋で寝ることができて、インターネットで遊べる、というのはすごいことなんですよ。最貧層の路上生活者にしても、ちゃんと生きていける国というのは、日本ぐらいのものなのです。小泉さんのやり方は、最善ではなかったけど、最悪でもなく、ほどほどの良策だったと私は思います。

そして復興へ、経済戦争の覇者


まずはこれを読んでください。2ちゃんねるで流行したコピペ。2004年にあった日銀の大規模かつ継続的介入の話です。



日銀上司「いいか、これから1分ごとに10億円づつ円売りドル買い介入を行う」

日銀部下「1分ごとに10億円も?」

日銀上司「そうだ1分ごとに淡々と売り続けるんだ。これから24時間売り続けるんだ。」

日銀部下「24時間ですか?」

日銀上司「そうだ。為替相場に終わりは無いんだ。もちろん交代要員も用意してあるが出来るだけ頑張ってくれ。」

日銀部下「はー、、。でも1分間に10億円だと1日に1兆円以上の資金が必要ですが?」

日銀上司「今、30兆円用意してある。当面はこれを使う」

日銀部下「それを使い切ったらどうするんですか?」

日銀上司「財務省 が保有している200兆円もの米国 債のうち、比較的短期のものを最大100兆円売って新たな介入資金を作る」

日銀部下「米国債 なんか売っちゃっていいんですか?」

日銀上司「円売りで買ったドルで新たに米国債 を買い、国庫に返還するので問題は無い。とにかく相手が折れるまで淡々と売り続けるんだ。休んだらヘッジの思う壺だ」

 

これを35日間続けました。

この結果アメリカのヘッジが2000社倒産しました。

また、行方不明になったり自殺した人も大量にいました。




この強烈な日銀の介入は「日銀砲」と呼ばれています。この話にはおかしいところがあって、米国債を売るというくだりですが、これでは円を稼ぐことはできません。おそらく国債を発行して円を集めたんじゃないかと思います。
背景を説明しておきますね。当時イラクの戦況の悪化などもあってドル安、円高が進むと予想されていました。これに目をつけたのがヘッジファンドです。ヘッジファンドとは金持ちからたくさんお金を預かり、その価値が減らないように運用する組織です。その行動は冷酷で、死にかけている企業や国を利用してお金をもうけるため、「ハゲタカ」と呼ばれます。このときの日本への作戦は、まず円を大量に買い、値段を吊り上げておいてから、一気にあびせ売りして、その利ざやを稼ぐというものです。これをやられるとその国の通貨が乱高下して経済がボロボロになってしまいます。そこで財務省が自国の通貨を守るために立ち上がったのです。この35日戦争はヘッジファンドに多大な被害を与え、「円に手を出してはいけない」という心理を作りました。日銀砲の噂があがるだけで、円の相場が変わるようにまでなりました。この露骨な介入に対して、本来はアメリカがだまっているはずはなかったのですが、日本の大量の円売りドル買いによってアメリカはその利ざやで儲けました。その儲けがしばらくアメリカの経済を下ささえしていたということです。

ここで理解していただきたいことは次のとおり。
  • 経済という名の世界戦争が絶賛実施中。本当に戦争なのです。国が傾いたりするわけなので。
  • その中で日本は世界からの攻撃を受け流せるほどになった。経済戦争の列強なのです。


その後日本は市場に大量にばらまいた円をあえて回収せず、1ドル110円ぐらいの安定相場にしておきました。これは円の実力からすると安い値段で、輸出企業の儲けになりました。

また、ヘッジファンドは次の狙いをウォンに定めました。韓国です。今度は気づかれないように、ゆっくりと時間をかけて仕込みをしていきました。そして、韓国はなぜか好景気になってしまいます。本当はあまり儲かっていないはずなのに。そしてその儲けの正体は海外からの投機だったのに。韓国はその好景気に浮かれて踊ってしまいました・・・

(続く。長かった~~~)
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みど

韓国ウォン、すごい下がってしまって韓国人のお友達が嘆いています。。。
by みど (2008-11-23 18:26) 

トスカ

コメントとniceありがとうございます。

もし、私に困っている友達がいるとしたら・・・
なんとか助けてあげたいと思うでしょう。
今回の改正案も通過させてあげたい、と。
現時点で評価することは難しいのですが、今すぐ決めるのではなく、とりあえず慎重に考えてみようよ、こそこそせずに。というのが私の意見です。
待っていられない事情もあるかもしれませんが。(今回と次回のログの主旨でもあります。)
by トスカ (2008-11-24 15:17) 

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