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アスペルガーの人の死への距離 [生活]

トスカです。先週末は熱を出して寝込んでいました。よく熱を出します。実は先月はへそが化膿して、一生懸命へその穴に抗菌剤を塗っていました。まったく免疫力が弱くなっているのかな?

ちょっと昔の話。
私の職場のチームにアスペルガー症候群の人(仮にAと呼ぶ)がいた。どこらへんがアスペルガーっぽかったかというと、

  • 一言でいうと、空気が全然読めない人だった。
  • 頑固で強情。執念すら感じる。
  • 他人との距離感が無い、あるいは無限大といってもよい。


最初に彼と出会ったときであった。私が偶然近くを通りがかったとき、私は彼を普通に見ていたのだが、彼は一瞬だけ私を見た。その目つきがまるで物を見るような目だったので大変驚いた記憶がある。そして同じチームになり机が隣になると、ますます彼の変人ぶりが目についた。人と話すときだが、自分の言いたいことはものすごく時間をかけて丁寧に丁寧に話をするが、相手が話し始めると簡単に話をさえぎって、また自分の言いたいことをくどくどと、5分でも10分でも延々としゃべり続ける。以下その繰り返しである。彼と話をして合意にたどり着くのは大変な作業だったのだ。彼にとって会話とは自分の考えをどうやって相手に理解させるか、という問題であって、相手の考えをどうやって理解するかという苦労に乏しかったようである。また、あるとき上司に消耗品の購入決裁を依頼したとき「これだけ大量のものがすぐに必要な理由を教えてください。」といわれて答えに詰まった。普通はそこでおしまいになるはずだが、A君は諦めずに再度挑戦した。しかし当然ながら理由を聞かれてそれで終わりになるのだが、驚くことに彼は3度も同じ挑戦をしたのだった。これは、上司、いや他人という存在がどういうものか、彼にはまるで判っていないといえよう。

実は私の職場にはアスペルガーの人が、レベルの違いは様々だが、多数存在している。これは職場が研究開発組織であることが理由であろう。アスペルガーの人は研究開発に必要な素養を持っているのである。なお、私はそんな人たちに「あなたはアスペルガーっぽいですね。」なんてことは決していわない。なぜなら、

  • 私にとって何の得にもならないし、損になることの方が多い。
  • アスペルガー症候群はこれといった治療法がないので、告知されても困るだろうから。
  • 本当にいくらでもいる。いちいち「アスペルガーだよ」と言っていたらこちらが変人だと思われる。
  • 私は医者ではない。(笑)


しかし、上司になる人は多少意識しておいたほうがよい。普段は普通の人のようでも議論が佳境に入ったところで馬脚を現すケースが多い。しかも、そういう人に限って技術的に極めて優れていることが多いから困ってしまう。ソフトウェア工学の分野では、凡庸な人と特に優れた人では10倍の生産性の違いがあるといわれている。これは他の業界にはあまり例を見ない程度のひらきではないだろうか。とにかく上司はなんとかしてこの問題児をうまく使っていかなくてはならない。

前置きがかなり長くなったが、A君はそんな具合だから人との付き合いを好まず、飲み会には参加しない、昼食もいっしょにということがなく、それがチームの中で暗黙の了解となっていた。彼はいつも一人で昼食をとっていたが、その内容は納豆をたくさん、持参のお結びという簡素なものだった。しかも見かけるときはいつも同じであった。

事件が起きた一月前ほどに、A君から会社に連絡があって、通勤途中に動けなくなって救急車を呼んだので出社できない、という。それから一月後、今度は職場で倒れた。長椅子の上で仰向けになっているA君の様子を注視しながら、こんな話を聞いた。彼は昔栄養士による講義で「塩分は摂らないほうが体に良い」という話を聞いて、それ以来ずっと塩分を摂らないようにしているということだ。とすると、あの納豆にはタレがかかっておらず、お結びには塩が振られていなかったのであろう。病院の採血検査ではナトリウムの欠乏が指摘されていた。なんとまあ、こんなになるまで彼は律儀に塩分の摂取を拒んでいたのだ。

結局その日は救急車を呼んで病院に運んでもらうことになったのだが、そのとき職場の人で彼の体を運ぶことになり、私は足を持つことになった。足を持って驚愕した。枯れ木のような軽さだったのだ。私は彼を救急車の担架に運んだ後、「このままだと命が危ないんじゃないか?」と補佐担当にもらした。それぐらいの危険を感じた。

そして二日後、A君の訃報を知ることとなったのである。私は思わず大声を出して驚いてしまった。さらに続いて、彼が病院ではなく、家で亡くなったことを知ってまた驚いた。文字通り、命をかけて塩分の摂取を控えたA君。

鬱病の人は死への距離が近いといえよう。私も何度かきわどい瞬間があった。しかしアスペルガーの人があんなに簡単に死に向かってしまうとは思いもよらなかった。突き詰めれば栄養士のたった一言が彼を死に向かわせたことになる。当時、私は死に対する格別の恐怖があったので、正直に白状すると、彼が気の毒というよりは自分のことが恐ろしかった。私が死を予言したことになってしまったし。これが一つ目の驚き。二つ目の驚きは、私はA君が病院で亡くなったのが当然と思っていたところ、自宅で倒れていた、ということ。何故医者は彼を家に帰したのか?それはA君がどうしても帰ると言い張ると帰さざるを得なかったのかもしれない。A君のからだの状況はA君が「好き好んで」そういう風にしたのだから、当然塩分を摂るように指導した内科医としてはやるべきことはやったということになるであろう。しかし、A君がアスペルガーであること、これまでの病歴(何度もその病院には救急外来していたらしい)、そういうのを合わせて、今帰すのは危険だという判断はできなかったのか?多分、できなかったんだろうね。内科医はアスペルガー症候群という診断をすることができない。アスペルガー症候群、なに、それ?という内科医がいるのかもしれない。ので、精神科に回せない。

以前、私の主治医が職場の精神衛生状況を私に尋ねたことがあったので、素直に抑鬱状態の人が随分多いことを答えた。これはこの業界ではほぼ常識である。二つ目にアスペルガー症候群の人が多いことを答えると、「それはきみ、仕事がら当然だよ」といって苦笑いされた。

教訓
1. アスペルガーの人には物の言い方に注意が必要。
2. 何事にも限度というものがある。
3. 医者を信用しすぎてはいけない。(といって全然信用しなくてもだめ。)

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85% [生活]

こんなタイミングで書いてみるテスト。

トスカです。生きています。本当に久しぶりでございます。私の記事を更新当日読んだあなたは寿命が100日縮む!ってネタが古すぎて誰もわからないよ!

ぼんやりしている間にすっかり春が来てしまいました。東京では桜も今週でほぼ花が開くそうです。
さて、近況でございますが、概ね好調といえましょう。上り下りの波がしつこくもまだ残っていますが、底になっても体が動かなくなるということはありません。逆に山がくると、軽く躁状態になってしまいます。気持ちはよいのですが、これはこれで困ったことなのです。まあ、そこらへんの話はまたの機会にしますね。

二月の面診日ですが(ってまたもやネタが古すぎ)好調のまま主治医と話ができました。

トスカ: 好調です!
主治医: ほう、数字で表すと何%ぐらい回復したと思う?
トスカ: ・・・85%です!
主治医: それは随分回復したねえ!


なんとなく間抜けな会話だ。何%かと聞かれたときは、どういうつもりなのかちょっと疑問に思った。多分、答えるスピードと数字を参考にしているんだな、と後で思った。やっぱり気分のよいときは大き目の数字で答えちゃうからね。それにしても85%と答える自分は慎ましいと思うよ。120%なんて答えるとまたこれで問題なんだろうね。

しつこく飲んでいた眠剤も打ち切りとなりました。おっと、それから、注意がありました。

主治医: 今のあなたは、まわりの人からは普通の人のようにみえると思う。それで、薬を止めるように言われるかもしれないけど、絶対に止めてはいけません。それでぶり返しちゃう人がよくいるんですよ。


そうですか。もう普通に見えちゃうんですね。というわけで、三月からは残業解禁で通常勤務となりました。今のところ異常なしです。ん~~、なんか今回は本当にただの日記になっちゃいましたが、ここらへんで。世間では花粉の影響で苦しむ人が多いようですが、みなさまもお気をつけて。
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新年のご挨拶 [生活]

お久しぶりです。読む人のことをまったく考えていない月報トスカです。そんな私の気まぐれ日記をチェックするみなさんには頭の下がる思いです。昨年は年末のぐだぐだでご挨拶もできませんでしたので、昨年のまとめをかねて、今年の抱負など書いてみますね。

12月はとうとう何も書けなかったのですが、前回からどんどん調子が下がって行きまして。もうこのまま下がるところまで下がっていくのかと嘆いていたのですが、12月の中旬あたりから下げ止まり(寒さが安定してきたためらしい)、調子はやや上向き加減で進行しています。どうも心が卑屈になりがちです。というのもこの病気は回復は徐々に、落ちるときは一気に行きますので、頭でわかっていても失望感があります。それを、もう何度も何度も繰り返しているので、信用できないのは誰だというと自分自身だ、という状態になりやすいです。意識して前向きに生きなければと思います。

さて、去年一年を振り返ってみると、ふらふら状態の復職から仕事が普通にこなせるぐらいの中回復をした年でした。職場での私のポジションもほぼ固まってきましたし。
今年は物事にさらに意欲的に取り組めるように、このブログも月報にならないように(^^;)、大回復を達成したいと思います。できることなら薬も止めたいのですが、まああまり焦らずに、ゆっくりと回復しよう。どうせ焦ったところで回復が速くなることは無いのだから。

さて、ピアノについては、昨年は下がる一方でした。なんとかときどき弾いているものの、指の動きは鈍るし楽譜は読めなくなるしで、まあ早い話が練習不足でした。やはり先生がいないと上達しないものなのだろうか。少し意欲が持てるようになったら先生を探してみましょうか。って、こういうところが後ろ向きなんですよね。今年は何が何でも先生を探して、ショパンの練習曲を全曲制覇!とか、プロコフィエフのソナタの残りの楽章も弾けるようになる、とかそういう気分にまだなれません。その前にフォーレがありましたね・・・

なんかすごく消極的な始まりなのですが、今年一年で普通の人ぐらいのレベルに戻ることを目指してがんばります。


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オリーブにしたところまで書きました(BlogPet) [生活]

ほんとうは、トスカは
前回処方を変更して21リと23オリーブにしたところまで書きました。
っていってたの。

*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

リタリンは要りません(BlogPet) [生活]

あと一押しが足りない
誰か私の気持ちを持ち上げてください

リタリンは要りません

と、キツネが思ってるの。


*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

トスカが(BlogPet) [生活]

トスカが

いずれにしても、マスタードの効果が出始めるのに一ヶ月は時間がかかりそうなのですが、それまで大丈夫か?
って言ってたけど…

*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

きょうは服用すればよかった(BlogPet) [生活]

きょうは服用すればよかった?


*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

っていってたの(BlogPet) [生活]

今日、トスカが
そのバッチに基づいて作られた薬はそれなりに効果を出しているので、処方されております。
っていってたの。

*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

ブログペット(BlogPet) [生活]

トスカが

とか書いてみるの♪
*このバッチフラワーレメディーは、BlogPet(ブログペット)の「キツネ」が書きました。
とか書いてた?

*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

きょうは(BlogPet) [生活]

きょうは、渋谷で調子は避難する?


*このエントリは、ブログペットの「キツネ」が書きました。

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